青い壺
最近気になっていた本を購入しました。
有吉佐和子著「青い壺」
女流作家さん大好きで、既に亡くなられた女流作家さんの作品は
殆ど読み漁ったものでした。
で、この方のこの作品も当然読んでいると思い込んでいましたが、
否、でした~💦
乱読派で読み始めたら止まらず一気に読みあげてしまうというタイプで、
短編物は除外して長編ものばかり選んでいました。
読むのが早いという傾向にあり短編だと物足りなく感じて
例えば上巻下巻なんてあったものなら即飛びついたものです。
でもほとんどが女流作家さんの書。
この「青い壺」は何で読んでいなかったのだろうと思ったら短編集でした。
きっとこの時期は長編ばかり選んでいたので敬遠してしまったのかもしれません。
この本は青磁の壺が人の手から手へと渡りゆく道をたどって織りなす
人間模様を綴っています。
最近読書から離れていて久しぶりに手にした本でした。
一気に読み上げるというより、じっくりと味わいながら読めた気がしました。
