君子蘭の植え替え
もうどれだけ前になるでしょうか。
今は亡き父が丹精込めて育てていた君子蘭を分けてもらったのは。
父は庭一杯に様々な植木を育てていて、
とにかく日々庭で土仕事を日課としていたものでした。
特に”さつき”は増やして増やして100鉢以上。
海棠の木は近所でもお花見に来るほどにそれは見事なものでしたっけ。
君子蘭もその中の一つで、どんどん株分けして増えていました。
で、その君子蘭が我が家にやってきたのは、もう20年近く前のこと。
大きな鉢に立派に育っていて鉢からはみ出すほどに成長し、
立派すぎて植え替えもままならないほどに、、、
やっと植え替えを考えた時は根っこがパンパンに張りだして
結局鉢を壊してとり出す状態でした。
3鉢に株分けしたものの、それから長い年月の間に徐々に元気がなくなって
結局一鉢だけになってしまったのです。
その一鉢がいま瀕死の状態で、再度植え替えを試みようとしています。
葉の枚数も減り元気がなく葉先が黄色く色褪せてしまいました。
ただここにきて花芽が出てきて、6輪のオレンジ色の花が付きました。
父の形見のようなこの君子蘭、枯らすわけにはいきませんもの。
新しい鉢と土も用意しました。
4月~5月が植え替えの時期に最適とのことなので
植え替えがんばろうと思います。
